Gaiax Engineers' Blog

Gaiaxのエンジニアブログです。 社内の様子をありのままに発信していきます。

YAPC::EU 2015に参加してきました!

皆さんこんにちは! 技術開発部技術基盤チーム 兼 Reactioチームの @__papix__です. もう1ヶ月近く前の話ではあるのですが, 会社からお休みを頂いて, スペインのグラナダで開催されたYAPC::EU 2015に参加してきました.

ちなみに, 今回のYAPC::EU 2015の参加にあたっては, @hidehigo部長の尽力により, GaiaXから渡航費を支援して頂きました. 本当にありがとうございました!


f:id:papix:20150928102259j:plain ▲会場の1つ, グラナダ大学の大ホール. 壇上にいるのはGranada.pmの方を含む, YAPC::EU 2015の運営スタッフの方々


YAPC::EUとYAPC::Asia

毎年東京で開催されるYAPC::Asiaとは異なり, YAPC::EUは毎年開催地が変わる, いわば"持ち回り制"の運営になっています. 聞く所によると, 毎年ヨーロッパにあるPerlコミュニティ(*.pm)が開催地に立候補し, その中から開催地が選ばれるという流れになっているそうです.

昨年はブルガリアの首都ソフィア, 来年はルーマニアクルージュ, そして今年のYAPC::EU 2015はスペインのグラナダでの開催でした.


f:id:papix:20150928105527j:plainグラナダ市街. スペインは日光こそ厳しかったですが, じめじめとしていなくて, 日陰であればとても過ごしやすい気候でした


日本で開催されるYAPC::Asiaといえば, 「Perlを中心に技術ネタなら何でもアリのフェスティバル」という雰囲気がありますが, YAPC::EUはほぼ100%のトークがPerlに関する話題になっていて, 「同じ"YAPC"でも, 日本と日本国外とでは, こんなにも違うんだな...」と驚きました.

また, Perl6に対する熱意も印象深かったです. ついに今年のクリスマスにPerl6がリリースされる! ということで, Perl6に関してはその機能の話からアプリケーションの開発まで, かなり多くのトークが繰り広げられていました.

YAPC::EU 2015に参加した日本人Perl Mongerとも, 「Perl6, 来てるな!」という話をしましたし, ちょうどYAPC::Asia 2015で購入した「雅なPerl 第3版」にはPerl6の章があるので, それで勉強してみるか! という気持ちになりました.


f:id:papix:20150928105952j:plain ▲前夜祭の様子. 延々とピザとビールが振る舞われます. この時は, 北欧から来たPerl Mongerの方とお話したりしました

f:id:papix:20150928111823j:plain ▲一方こちらはコーヒーブレイクの様子. 水やジュース, そしてコーヒーがほぼ無限に振る舞われます


イベントの規模としては, YAPC::Asia 2015は2000人規模でしたが, YAPC::EU 2015は恐らく200人〜300人規模だったのではないでしょうか. その分, 前夜祭や, トークの合間に行われるコーヒーブレイクなど, 参加者同士でコミュニケーションをする機会が多く設けられているように感じました.

...ただ正直, やはり自分は英語が得意ではなく, むしろ苦手な方なので, 自分から積極的にコミュニケーションに行く! ということは出来ませんでした. それでも話しかけて下さった方にはなんとか頑張ってコミュニケーションをすることが出来ましたし, そもそもYAPC::EUというカンファレンス自体は英語が共通語ではあるものの, 参加者の多くは母国語が英語ではない国から来ているということもあって, 英語でコミュニケーションする際はかなり配慮してもらったいたような気がします.

そういう意味では, 初めて日本国外のYAPCに行くのであれば, EUはいい候補!? なのかもしれませんね.

発表

今回, YAPC::EU 2015ではTeaching and Learning Perl - what I got from "Perl Entrance"というタイトルでトークをする機会を頂きました. 内容としては, 入社前から続けてきた「Perl入学式」という取り組みと, そこから自分が得たものを紹介する, というトークです.

Perl入学式のように「Perlを教える」イベントは, 日本国外でも多く開催されていると聞きます. ただ自分自身, 日本国外ではどのようなイベント開催されているのか? ということはあまり知りません. それと同じく日本国外の方も, 日本ではどのようなイベントが開催されているのか? ということは知らないと思ったので, それを伝えよう! という気持ちで応募しました.

会社の英語が得意な方の力を借りながら, カンペの形で発表内容をブラッシュアップしていきつつ, 出来上がったスライドを現地で@lestrratさんに修正して頂きました.


f:id:papix:20150928115127j:plain ▲発表2日前, 資料がまだ完成しておらず, 懇親会をそこそこにホテルに戻って資料を作る自分と@uzullaさん


...この時, @yusukebeさんに「今出来てる資料で発表してみ?」という突然のパワハラ(!?)をされたりしました. ですがそのお陰で, 声に出して練習すると, 発表が何分くらいで終わるのかや, ちゃんと言いたい単語を発音出来るのかが明らかになっていくので, 結果として「なんかいけそう!」という自信と安心感が湧く, という事に気付きました.

yusukebeさん曰く,

前回の経験上、とにかく時間を気にしつつ、話す練習を何度もすることが非常に大切だと実感したので、そのキッカケをつくろうとしたのです。

...だそうです. こういうこともあり, lestrratさんのスライド添削が終わった後は, ひたすら時間を測りつつ声に出しながら発表の練習をしていました. 多分, 10回近く通しで練習したのではないでしょうか.


f:id:papix:20150928115921j:plain ▲発表後の会場の様子. とても良い体験でした!


発表中はとにかく緊張していて, 発表が終わって集中力の糸が切れた後に質疑応答があったので, 英語がまったく聞き取れず, @moznionさんに通訳して頂いたりしました. その節は本当にありがとうございました...

また, 「質問じゃなくて感想なんだけど, とてもいい取り組みだと思った. 是非真似してみたいよ」みたいな意見もいただけて, とても嬉しかったです.

スペイン最高!

YAPC::EU 2015は, 自分にとって初めての海外カンファレンスへの参加でした. ここまで書いてきたように, あまり海外のPerl Mongerの方々と積極的にコミュニケーションを取れなかった事, トークの英語が聞き取れない部分が多かった事など, 反省点は多かったですが, 自分にとって本当にいい経験でした.

YAPC::EU 2015の参加者の方含めて, みんな陽気で優しいですし, ご飯も美味しいし, 酒も美味しいしで, YAPC::EUもスペインも最高! という気持ちになりました.


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▲昼食の様子. ビールやサングリアを飲みながら, タパスを嗜んでいる


海外のカンファレンスは, 国内のカンファレンスとはまた違った楽しさがありました. 日本での常識が通じなかったり, 逆に私達が現地の常識に驚いたり, 関心したり... 技術の観点はもちろん, 現地での生活や景色, 料理, 文化など, いろいろな意味で「新しい視点」を得ることが出来るのは, 本当に素晴らしい経験でした.

YAPC」の名前を冠するイベントだけでも, 今回参加したYAPC::EUに加え, YAPC::NA(North America)やYAPC::Russiaなど, 多くのイベントが日本国外で開催されています. 機会があれば, またいつか参加してみたいです!