Gaiax Engineers' Blog

Gaiaxのエンジニアブログです。 社内のエンジニア様子、イベントレポート等を発信していきます。

『駅すぱあと』のヴァル研究所さん見学会

8月3日(水)にヴァル研究所さんを見学に行ってきました。

経路検索アプリを提供する『駅すぱあと』のヴァル研究所さんでは、開発部門、営業部門から広報、そして総務のいたるところでカンバンやKPTを導入しているということをお聞きし、是非見学にとGaiax社の開発メンバー、総務の方たちとお邪魔しました。

入口を入ってすぐの受付ではペッパー君がお出迎えしてくれました。
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受付横には明るくオープンの打合せスペースがありました。
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本日、ヴァル研究所さん社内を案内していただく新井さん(写真中央の立ってる方)です。!
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社内見学開始!

最初に案内いただいたのは通路にある壁一面のホワイトボード。
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リリーストレイン(をオマージュしたマイルストーンのようなもの)を開発部内のチームごとに書いたもの。これは衝撃的でした。
各チームが、現在、何に注力しているかがよくわかり、チーム間の依頼もしやすくなっていると思います。
情報共有のための連絡会もあると思いますが、いつでも目にすることのできる形で目の前にあるとわかりやすいですよね。

検査チーム

try-100
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自分の専門、部署を超えて何かするというチャレンジですね。
奉仕:誰かがちょっと忙しい、ちょっと困ってることを手伝ってあげる。
越境:他部署が抱えてる小さな問題、実はちょっと聞いてみれば答えが出ることだってあります。
いと楽し:いつもの業務に関係あることを、楽しく業務できるように工夫したこと。

楽しくなりますよね、こういうの。
昨期の下半期では100のtryを目標とし、400のtryを達成したそうです。半端ない・・・。

サービスプラットフォームチーム

普通のカンバンです。
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しかし、左手前に見えるポストイットの上にある黒い何かに注目すると、カメラなんです。
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このカンバン、設置場所の関係上、確認する際には席を立ち、カンバンが見える場所まで移動する必要があるのですが、その都度、席を立つのは手間だということで社員の方が自作したそうです。
5分間隔でカンバンを撮影し、専用に準備したウェブページにアップロードされるそうです。
リモートワーク、テレワークにも最適ですよね、これ。

サービスを見守る「開運べいだー神社」

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障害監視のためRaspberry Piを利用してXFD(eXtreme Feedback Device)を作成し、トラブルが発生するとべいだーさまが荒ぶります。
そのため、たくさんのお供えがしてあります。
荒ぶっているべいだー様をちょっと見てみたい気持ちになったことは心にしまっておきます。

サービスプラットフォームチーム

バイナリデータリリースされるまでの流れです。最後はパッケージングされプレゼントになっているところが素敵です。
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営業でも利用されておりましたが、こちら写真が取れないため、割愛させていただきます。

次はSalesPromotion・広報チーム

可愛いお姉さんに説明していただきました。
手前のホワイトボードはニコニコカレンダーで、当日の体調が10までの数字で表されているのですが、ホワイトボードにもポストイットにも絵が描かれており、今まで見てきた開発部門とは一線を画していました。
しかも、4枚の数字が重なると、どこかにみんなで食べに行くというおまけつき!
みんなで美味しいものを食べに行くってモチベーションも上がるし、やっぱり、美味しいものは正義ですね(可愛いお姉さん談)。
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上の写真の奥に見えるホワイトボードのカレンダーに貼ってある付箋紙のタスクやリリースが終わると鶴に生まれ変わるそうです。
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最後は総務部

こちら総務部では、KPTもカンバンもどちらも利用されていました。
KPT
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カンバン
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終了したタスク
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一番驚かされたのが、運用方法です。
KPTでは、作業の難易度を付箋の色で表し、期の終わりに難易度ごとに集計して振り返りをする。
カンバンでは、作業工数をフィボナッチ数列で表し、誰の作業が大変か見える化する。
フィボナッチ数列の適用内容:1(5min), 2(10min), 3(30min), 5(1h), 8(2h), 13(4h), 21(8h)となっており、想定時間がわかりやすくなっています。
付箋の色で難易度を示したり、フィボナッチ数列で作業工数を表すなど、総務部の方たちが自分たちで考えて運用しているとのことです。
技術系の部署では、外部の運用ルールを取り入れるのはよくありますが、定着せずうまくいかないこともままあります。
しかし、ここの総務さんたちは、運用ルールを取り入れ、さらに改善していく姿勢には驚かされることばかりです。
素晴らしいですね。

最後に、総務さんはイベントカレンダーのようなものを作ってらっしゃり、人と人のつながりを大切にされてることを感じながら社内見学が終わりました。
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見学の時間に1時間ちょっとを想定していましたが、説明を受けてるうちについつい熱くなってしまい質問がどんどん増え、気づけば2時間30分近くも説明いただきました。
新井さん、ありがとうございます!

その後は、喉を潤しに近くのお店へ、新井さんを含め、参加したメンバーととも消えていきました。
高円寺といえば抱瓶というくらい有名な沖縄料理屋さんへ。らふてー美味しかったです。
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結局23時まで飲んで、明らかに飲んでた時間の方が長かったです。

新井さん、ヴァル研究所の皆さん、お仕事中お邪魔したにもかかわらず、快くご対応いただき丁寧な説明、ありがとうございました。

株式会社ヴァル研究所

www.val.co.jp