Gaiax Engineers' Blog

Gaiaxのエンジニアブログです。 社内のエンジニア様子、イベントレポート等を発信していきます。

9月度エンジニア勉強会を開催しました

皆さんこんにちは。

今年の夏は暑かったですね。リモートワークを推進している弊社では、暑い中通勤するのは非効率と言うことで、社内になかなか人が集まらず、勉強会を開催できない日々が続いていました。9月になりようやく少し涼しくなったところで9月27日に3ヶ月ぶりとなる社内エンジニア勉強会を開催しました。

今回はYouTube Liveを利用したライブ中継も行いました。さらには広島からのリモートプレゼンなど、勉強会の運営においても新しい挑戦を行いました。

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iOSアプリリジェクト

トップバッターは、開発部の菊池さん。Sonobaというシャイボーイシャイガールのための飲食店での店舗内のマッチングサービスのアプリをAppStoreに申請したときのエピソードをお話しいただきました。このアプリ、最近話題のFlutterで開発されています。弊社でもFlutterを使ったアプリの申請ははじめてというところでしたが、心配を他所にリジェクトされたのは全然別の箇所で、スクリーンショットの不備でリジェクトされまくり特に6.5インチノッチモデルのスクリーンショットを要求されたことや、出会い系アプリと疑われ誤解を解いたり、更にはソースコードまでレビューされたそうです。課金があるアプリはレビューが大変なので、覚悟するようにとの共有もされました。

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Twitterにおけるトピック推定

2番手は、ソーシャルメディアマーケティング事業部の澁谷さん。ソーシャルメディアにおけるデータ分析プロジェクトの一環で価値を創造できるようなデータ分析を行おうと日々分析に勤しんでいる方です。今回は特定のクラスタ内の趣味嗜好の発見、何かしらの傾向を見つけることにチャレンジされました。特定のクラスタの定義は、特定のワードを高頻度につぶやいている人を中心に抽出し、LDAとよばれる、文書の中から抽出された単語をいくつかのトピックに分類してくれる手法を試した結果を共有されました。可視化にもこだわりがあり、一見わかりにくい解析結果をビジュアライゼーションして見せてくれたりとなかなか楽しいものでした。反面、機械が抽出したトピックを人間が解釈するのはなかなか難しいなど、困難があった点も共有がありました。

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技術書典7を振り返る

お次は、こちらもソーシャルメディアマーケティング事業部の松下さん。9/22に開催されたエンジニアのための技術書同人誌即売会である技術書典7の参加レポートです。なんと今回は1人で2サークルの参加されたとのこと。新刊も2冊出したのことで、1つは裏方で執筆を支え、もう1つは自ら執筆したそうです。内容は、最近力を入れている動画配信と、卓上レーザーの本の2つです。執筆する上で、なかなか筆が進まないことが度々ありますが、制作進行をチェックする担当をおいて、執筆者が遊んでいる投稿を見つけては「いいね」してくるという無言のプレッシャーで執筆の促進をされていたそうです。ISBNならぬISDN(同人誌版ISBN)を発行してもらって、商業誌っぽいバーコードも載せたりと工夫もしましたが、売上は目標に届かったそうです。しかし、いろいろな会社の配信を社内でやっている方と交流する機会も得られ、本人的にはなかなか面白いイベントだったとのことでした。

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Pycon JP 2019とレッドハッカソンHIROSHIMA 2019に参加してきた話

とりは広島からリモート参加となった、こちらもこちらもソーシャルメディアマーケティング事業部の中村さん。Pycon JP 2019と広島で行われたレッドハッカソンHIROSHIMA 2019のレポートです。 今年のPyconは9/16-17に大田区産業プラザで実施されました。ローカルコミュニティーの紹介や、動画からテキストを書き起こす技術などいろいろな技術が展示されていたり、ポスターセッションで、いろいろな技術者と会えるのがとても良かったそうです。

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そして、2つ目の話題が、レッドハッカソン。広島最大とされている、ローカルのハッカソンで、今回のテーマは「IoTの向こう側」でした。会場は広島県が運営しているイノベーションスペースで、各チームが作ったものが、チャレンジ度・ギーク度・ワクワク度が基準となり審査されました。中村さんが入ったチームではデジタルお手伝い券を作りました。「こふぃんてっく」って名前がいいですね。チームにはデザイナーさんがいて、Xdをスライド代わりに使うなど、今までしたことのない経験があったそうです。最優秀賞は、上司がリモートではんこ押せるIoT判子押しマシーンだったとのこと。ちょうど「はんこ」が話題になった時期なので、納得の内容です。

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今回は、4名が発表し、しかも、リモートの発表者が登壇するなど、自由な雰囲気での勉強会となりました。リモートで勉強会を行える体制が改めて整ったので、今後は会場にはほとんど人がいない状態での勉強会なんてのもあるかもしれないです。冬には全員こたつに入りながら勉強会に参加するなんてのもあるかもしれませんよ。