ガイアックスには、「さきがけ」というチームがあります。このチームは、「自ら新たな技術を切り開き、事業の可能性を広げ続ける」をミッションとして、事業では抱えきれないような新規技術を、事業にさきがけて、技術探索、プロトタイピング、そして技術の社内展開などを行っています。
この「さきがけ」チームが「さきがけ展示会」と題し、社内向けに技術展示会を開催しました。
この展示会では、今年に入ってからさきがけチームで取り組んできた、データ解析技術から、ディープラーニング、Progressive Web Appsなど数多くのテーマがデモとともに展示されました。
こちらの展示は、データ解析技術である関係性技術、そして、モバイル向けのWebアプリが、あたかもネイティブアプリのように動かせるProgressive Web Appsです。関係性技術におきましては、先日行われましたCETAEC JAPAN 2016でも、出展いたしました。(プレスリリースhttp://www.gaiax.co.jp/news/press/2016/0927-2/)
こちらには、Googleがディープラーニングさせた判定器を使って、画像のタグ付けができる、 Google Cloud Vision API、近接通知を行うBeacon、Webの通信を高速化するHTTP/2、先日プレスリリース(http://www.gaiax.co.jp/news/press/2016/1004/)されたばかりのシェアリングサービス向け本人確認サービス「TRUST DOCK」(http://trustdock.io/)で使用を予定している、画像補正技術を利用したOCRの前段処理技術が展示されています。
こちらは、今回の目玉展示であった、ディープラーニングを用いた顔判定アプリ Niterun。芸能人の顔を学習させ、顔写真を撮影すると、どの芸能人に似ているかを判定してくれるアプリケーションをデモ展示しました。
このように、似ている芸能人を検出し、学習の精度はさておき、どれくらい似ているかをパーセンテージで教えてくれます。更に、良い結果が出たときは社内Slackにシェアしみんなにお知らせする機能もあります。
この展示会、展示を見るだけではなく、社員どうしが技術を通して交流することも目的の一つとしており、その施策として、カフェコナーを設置し話せる場を設けました。そこで出されるコーヒーにもこだわりがあり、弊社エンジニアの北野氏が自宅で焙煎してきたコーヒー豆を展示会場に持ち込み、その場で挽き、その場で淹れてみんなに飲んでいた来ました。会場内にはとてもいいコーヒーの香りが漂い、多くの人がリラックスして、話を交わす素敵な空間ができあがりました。
こうして、多くの方にご参加いただき、さきがけ展示会を通じて、社内に新しい技術が伝わり、さらに事業部からも使いたい技術があるからサポートしてほしいとの声も上がり、さきがけ展示会は無事終了しました。
さきがけでは、今後も展示会を行い、ガイアックスにおける技術貢献をどんどんするとともに、展示会文化を育てていけるよう頑張っていきます。