2017年12月12日(火曜日)に
「年忘れ!ガイアックスグループ&ご近所さん・エンジニア総結集2017」
と称し、エンジニア交流会イベントを開催しました。
ハッシュタグは #エンジニア総結集 でした。内容は、Twitterにまとめてあります。登壇された方もツイートしてくれていますので、会場の雰囲気と共にご覧になってください。
概要
ガイアックスはいくつかのグループ企業を始め、投資先企業様や卒業生など、沢山の企業様とお付き合いをさせていただいております。 また、弊社が今年からオフィスを構えることとなった Nagatacho GRID にも沢山の急成長中の企業様が利用されております。
物理的に近い関係ですが、今まで一緒の交流会ってあまりやった事ないよね?こんなに近いのだから、コラボしないのは勿体無いよね!?
ということで、今回は投資先企業様やGRID入居企業様をお呼びして、
- 今年チャレンジした技術や施策
- 今年の大きな出来事
- 懺悔、反省、KPT
- 来年のトライ
をお話していただきました。 いざ開催してみると、どの企業も挑戦的に事業を進めており、お互いに気づいていなかった魅力を発見する機会となりました!
タイムテーブル
- 19:15 受付(開場)
- 19:30 スタート(開演)
- 19:40 登壇 5本程度 (※LT枠参加数により変動)
- 20:40 アンケート
- 20:50 交流会
- 22:00 クローズ
発表より
株式会社ガイアックス ~ 本人確認の方法の解説と公的個人認証 ~
発表のトップバッターはガイアックスの菊池梓さんです。 現在取り組まれているプロジェクト「TRUSTDOCK」について説明していただきました。
今後、シェアリングエコノミーやブロックチェーンの普及で、個人間の金銭のやり取りが多くなってくる事が考えられます。 その際に必要になってくるのが本人の身元確認。テクノロジーは進むのに今でもレガシーなこの部分。 その本人確認業務をAPI経由で一括請負する TRUSTDOCK の説明と、本人確認の仕組みやルールについて説明いただきました。
内部向けの内容が多い資料ですので、スライドは非公開とさせていただきます。
株式会社ガイアックス ~ ソーシャルメディア事業を技術で支えた2017年 ~
続いては、ガイアックスの峯荒夢さんによる発表です。 拡大するソーシャルメディアチームの負担軽減ために行なった自動化施策や、機械学習を用いたSNSマーケティングの結果考察についてお話ししていただきました。
マーケティングの施策は人が行うもの、というこれまでの認識を覆す施策。他部署とコラボレーションしてプロジェクトを進めることで、面白い科学反応が生まれる良い例だと感じました。
www.slideshare.net
株式会社アディッシュ ~ adishの 機械学習への取り組み ~
続いては、株式会社アディッシュ、井上 久志さんの発表です。 前の発表に引き続き、機械学習に力を入れているアディッシュ。得意とするユーザー投稿監視や問い合わせ対応に機械学習を導入し、業務の効率化を行っているとのこと。
機械学習の導入自体が目的にならないよう、本当の課題解決とは何かを非エンジニアも含めたスタッフ全体で考える事で、より分析するものが明確になったとのこと。
また、会社全体でデータに関する感度が高くなった福利もあったとのことでした。一方向だけではない効果を出している印象を受けました。
www.slideshare.net株式会社電縁 ~ 電縁の新しい取り組み ~
続いては、株式会社電縁の 土田 秀幸 さんによる発表です。 BtoB事業に強いイメージの電縁さんですが、それだけに留まらずブロックチェーンなど多方面に活躍を広げるために行なった施策等をお話していただきました。
組織を変えていくために、事業のみならず、社内活動にも積極的に働きかけを行っている姿勢は参考にしたいものです。 内部向けの内容が多い資料ですので、スライドは非公開とさせていただきます。
株式会社ハイドアウトクラブ ~ BAR好きのための サブスクリプションサービス導入に おけるハードルと着地点 ~
投資先企業LTのトップバッターは 株式会社ハイドアウトクラブ の 川崎文洋さんです。 月額1500円で1日1杯、約80店舗の提携バーでドリンクが無料で飲めるアプリを展開するハイドアウトクラブ。
サブスクリプションサービスを行う上でのアプリ開発、ストアへの申請と担当者との攻防、 やっとの事でリリースまでに行ったのに直前の仕打ち・・・そして感動のリリース、と手に汗握る誕生までの軌跡をお話していただきました。今後のアプリ開発に役立つ内容となっておりますので、是非ご参考になってください。
www.slideshare.net
株式会社ラントリップ ~ Apple Watchでの自作ナビ画面 ~
投資先企業LTの2番手は、株式会社ラントリップの 竹村拓泰 さんによる発表です。
ランニングコースの検索からアプリ連動のイベントの開催まで行っているラントリップさん。ランニングに最適なWatchアプリを開発する際の注意点や、陥りがちなポイントについてお話していただきました。
内部向けの内容が多い資料ですので、スライドは非公開とさせていただきます。
IBM BlueHub ~ BlueHubの活動紹介と最新技術のご紹介 ~
続いては、IBM BlueHubの浜宮真輔さんによる発表です。 テクノロジーを活用したスタートアップの事業育成、企業間のコラボレーションによる新事業の創出など、事業内容についての説明や、量子コンピューターについて最新取り組みをご紹介いただきました。
近い将来、スーパーコンピュータをの速度を超えるであろう量子コンピューターについても説明していただいたのですが、大変分かりやすく、今後のテクノロジーを発展させる大きな期待を感じました。
THE STARTUPS 株式会社 ~ エンジニアとしてとるべきスタートアップのスタンス ~
続いては、THE STARTUPS株式会社の山瀬穂高さんによる発表です。 THE STARTUPS 株式会社の事業内容の説明と、日本と海外の企業の考えの違い、サービススタートのトリガーの違いなどについてお話していただきました。 どういった人と仕事をしていくべきか、そのために我々エンジニアはこれからどうやって生きていくべきか、エンジニア心を揺さぶられる、熱い内容の話でした。
内部向けの内容が多い資料ですので、スライドは非公開とさせていただきます。
Shopify
最後はShopify、上﨑理会子さんの発表です。 海外では十分の知名度があり、日本でも展開を進めているShopifyさん。これからは販売ビジネスも日本だけでなく、海外にパイを広げていく必要性が出て来るのは想像に難くありません。それらを踏まえて、最近のECの傾向等や、Shopifyの利点等についてお話していただきました。
今回の発表で開発者向けに魅力的だったのは、テーマやプラグインを販売できること。 日本人向けのプラグインは足りていない状況なので、ビジネスチャンスになり得ますね!
内部向けの内容が多い資料ですので、スライドは非公開とさせていただきます。
交流会
そして交流会!今回は質門タイムが無かっただけに登壇者に質門が殺到しておりました。
次回のエンジニア交流会は「お家Tech~自宅の様々なオブジェクトをテクノロジーでハック!~」を行う予定です。 住生活に関する最新のテクノロジーや自分なりのハックについてお話していただく予定です。お楽しみに!